しおたまごの体験談ブログ

筆者が体験した病気や介護、日常のことなどをご紹介するブログです。

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管理会社とのトラブル体験談①引っ越し当日にお風呂に入れない!

引っ越しをすると、見学したときにはわからなかった不備が見つかることは、そう珍しいことではないでしょう。

 

ただ今回私が経験した引っ越し先の不備は、その度合いや数、解決するまでにかかった時間などがあり得ないレベルでした。

 

そのうえ不備を伝えても1~2週間放置や、明らかにウソだとわかる発言もあったりと管理会社の対応の悪さにも何度驚いたことか・・・。

 

最終的に不備は全て解決して貰えたのですが、かかった時間はなんと2か月以上です。

 

このシリーズでは、そのとき得られた貴重な(?)体験について書いていきたいと思います。なお怒りが抑えられない場面も多かったので、ちょっとキツめの発言が出てくることはご容赦願います。

 

ちなみに今回は、引っ越し当日に判明したお風呂の不備をご紹介します。

引っ越し当日、浴室の蛇口をひねると異音が!

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6月26日(土曜日)、私は両親と共に賃貸の戸建てに引っ越しをしました。築年数がものすごく古いとはいえ戸建ては初めてで、今まで住んでいた狭いマンションと比べると格段に広い部屋ということで、すごく楽しみにしていました。

 

ところが当日の夕方、ガスの開栓作業でやって来た業者の方が浴室の蛇口をひねると、「ズゴゴゴゴ!」とものすごい音がしてびっくり。明らかに危険を感じる音です。

 

その業者の方はすぐに蛇口を閉め、「怖いのでこれ以上触れません」と言って確認作業はストップ。

 

ちなみに私や両親はこの業者の方が来るまで浴室には一歩も入っておらず、浴槽にかかっていた透明なビニールを外したのも業者の方でした。

 

なにしろ引っ越し業者による作業は8時30分開始、昼食などの休憩もなく、終わったのは14時過ぎです。(これは我が家の荷物が多すぎるからでしょう)それから昼食をとってホッと一息ついていたら、もうガスの開栓作業のための業者が来た、という感じでした。

 

その業者の方が「火災報知器が全くついていないのも違反になるので、この音のことと一緒に管理会社に確認した方がいいですよ」と言ったので、早速連絡。

 

すると業者の方が帰ってしばらくしてから、管理会社の中年男性(責任者の方らしいです)が1人でやって来ました。

※ちなみに※

私がお世話になった管理会社は規模が小さいのか、事務所に電話をするとたまに事務の女性(いつも同じ人)が出るものの、ほとんどの電話と直接のやり取りは、この時に来た責任者の中年男性のみでした。

引っ越し当日、お風呂に入れない!?

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挨拶の後、すぐに異音がする浴室の蛇口を確認して貰うと「あー」と困ったような声を出して「ちゃんと確認したんですけどね」、「家が古いですからね」などと発言。

 

私も引っ越しするまでには修繕やクリーニングがちゃんと行われていると思っていましたが、今実際に蛇口をひねるとこんなにひどい、明らかに危険を感じる音がする訳ですから、これで「ちゃんと確認した」とは言えないでしょう。

 

まぁ家が古いのは事実ですが、だからといってこんな異音がするのはおかしいに決まっています。

 

でも私の目的はこの異音を解決して貰うことで、この男性と喧嘩をしても意味がないので、それらの発言については特に何も言わず、「このままではお風呂に入れないので困ります」とだけ伝えました。

 

すると何度か蛇口を開け閉めしたり、車にドライバーなどの工具を取りに行ったりするものの、ちゃんとした修理はできない様子。

 

しばらくして「すぐには直せないので、月曜日になります」と言われてびっくり仰天しました。

 

引っ越し当日ですから、こちらは朝からずっとバタバタしています。汗もかいているし、疲れもとりたいのに、お風呂に入れないなんてとんでもない!

 

しかも今日だけでなく、明日も入れないなんて絶対にあり得ません。おまけにこちらに非は全くないのです。なにしろ私や両親は蛇口に指一本触れていないのですから。

 

私は発狂しそうだったので思わず

「えーっ!お風呂に入れないんですか!?」

と大きな声を出してしまいました。

父がいるとわかって態度を変えた?

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ちなみにこのとき、管理会社の男性の対応は私が1人で行いました。確認できた不備がこの時は1階だけだったので、両親は2階で休んでいたんです。(特に母は73歳と高齢で、しかも乳がんで闘病中ですし)

 

この男性は対応が私1人でも終始敬語で、謝罪もされましたし、時々気になる発言がある以外は腰も低く、そこまで悪い印象はありませんでした。

 

ただ私の「お風呂に入れないんですか!?」という叫びに対しては、「今日はもう遅いですし(17時頃でした)、修理業者が来れるのは月曜日になります」という返事で、到底納得できるものではなく。

 

このままあっさり引き下がることはできないので、「2階に父がいるので、ちょっと相談してきます」と言ったんです。

 

そうして私が2階から戻ってきたら、その男性が誰かに電話をかけていました。

 

ハンカチで額の汗を拭きながら、「なんとかなりませんか?明日は?」という感じで、さっきとは打って変わって必死な様子です。

 

うすうす感じていたことですが、30代の女が1人で対応していたので、今この家に男性はいないと思われていたのでしょう。

 

だってついさっき私には「日曜日は修理業者が休みなので」と謝罪しつつも「仕方ないでしょ」という感じで言ってきたんですよ。態度が変わりすぎて呆れましたが、まぁ珍しくはない話です。

 

結局お風呂は翌日に修理業者が来て、入れるようにしてくれました。ただ汗をかいて疲れ切った引っ越し当日にお風呂に入れなかったことは、一生忘れられないと思います。

引っ越し翌日に修理に来たのは本物の業者じゃない!?

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上で書きましたが、結局引っ越し当日はお風呂に入れず、翌日に管理会社の男性が連れてきた年配男性が作業を行い、蛇口から異音がすることはなくなったので、お風呂に入れるようになりました。

 

この年配男性はキッチンや洗面所の水漏れも修理してくれたので、私は「一刻も早い修理が必要な水周りの問題がこれで解決した」とホッとしたものです。

 

ところが2人が帰ってから数時間後に、またキッチンの蛇口から水がポタポタと漏れ始めました。さらにお風呂に入ると、シャワーヘッドの周りや蛇口のハンドルから大量にお湯が漏れます。

 

ただ修理をした年配男性からは「キッチンの蛇口には水が溜まっているから、しばらくポタポタ落ちるけど心配ない」、「お風呂の蛇口は勢いよくひねると水が漏れるから、調整して使って」ということを聞いていたので、しばらく様子を見ることにしました。

 

でもキッチンの蛇口から漏れる水を受けるために置いたコップは、一晩であふれるほどになっていましたし、お風呂の蛇口のハンドルやシャワーヘッドから漏れるお湯は、控えめに蛇口をひねっても洗面器がいっぱいになるほど尋常ではない量でした。

 

これでは使いにくいですし、水道代も心配です。というか、これでは修理したと言えませんよね。全く直ってない訳ですから。

 

正直私は「あの年配男性、本当に修理業者だったの?」と疑いました。

 

もちろん事実はわかりませんが、我が家では「日曜日でちゃんとした修理業者の方を連れてくるのが無理だったから、その辺のおじさんに適当に作業服着せて連れて来たんじゃない?」という話になっていました。

 

失礼ですが、そうでも思わないとこちらも怒りを抑えられませんでした。

 

なにしろ引っ越し当日にお風呂に入れず、家中に溢れている段ボールの中の荷物を一刻も早く片付けたいのに、修理に時間をとられ、終わったかと思ったら全然直っておらず……。

 

おまけに不備は他にもたくさんあるので、これからも時間がとられるのはわかっている、という状態だったんですから。なのでもう正直「いい加減にしてくれ!」という感じでした。

結局また修理をお願いすることに……

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結局水漏れをこのままにしておく訳にはいかず、私はまた管理会社に電話をかけました。

 

この時にはもう別の不備も判明していたのでそれも伝えたのですが、「まずは確認が必要です」と言われ、7月3日に管理会社の男性が以前とは別の年配男性を連れてやってきました。

 

そして修理は7月5日、ほぼ1日かけて行われました。まぁお風呂やキッチンの水漏れ以外に、洗濯機やお風呂の換気扇など、修理が必要な不備が多かったので時間がかかったんだと思います。でもきちんと直してくれたので、ホッとしました。

 

私は素人なので勝手な思い込みかもしれませんが、この日に来てくれた年配男性は引っ越し翌日に来た方とは動きが違うように見えました。

 

さらに70代前後に見える年配男性でしたが、私に対してもきちんと敬語を使い、玄関の出入りのたびに「失礼します」と言って、とても礼儀正しかったので「腕がいい方は振る舞いも違うんだな」と感心したものです。

 

ちなみに引っ越し翌日に来た年配男性は、「どーもー」という挨拶でドカドカと家の中に入って来て、「こっち来て、直ったで」とか「次、どれ?あ、これかー」みたいな感じで、めちゃくちゃ言葉遣いも軽く、別の意味で感心しました。

 

おまけに全然修理できてなかった訳ですから、失礼ですが「あぁ、やっぱり」と感じてしまいました。

まとめ

今回は引っ越し当日に判明した、お風呂の不備についてご紹介しました。

 

この不備のせいで結局引っ越し当日はお風呂に入れず、汗をかいて汚れた体のままベッドに入ることになり、気持ち悪くてあまり眠れませんでした。

 

まぁ荷物が多く、部屋に50個くらいの段ボール箱が溢れて足の踏み場もないほどだったせいもありますが。

 

たかが1日くらいと思う方もいるかもしれませんが、予想もしていなかったことなので、ショックが大きかったんです。それに引っ越しが決まってからの約1か月間、荷物の箱詰めなどで当日の朝までずっとバタバタで、疲れ切っていましたし。

 

おまけに引っ越し当日に判明した不備は、お風呂だけではありません。たとえば既に書きましたがキッチンや洗面所の水漏れ、ドアクローザーのネジが外れるなど、すぐにでも修理して貰わないと困る不備がいくつもありました。

 

次回はそんな引っ越し当日に判明した不備の中のひとつで、「洗濯機が使える状態にならなかったこと」についてご紹介したいと思います。

↓ちなみに洗濯機の記事はこちら

saltydog.hateblo.jp