しおたまごの体験談ブログ

筆者が体験した病気や介護、日常のことなどをご紹介するブログです。

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管理会社とのトラブル体験談④引っ越し当日に判明した大量の不備

このシリーズの①ではお風呂の不備②では洗濯機周りの不備③ではドアクローザーの不備についてご紹介しました。

 

どれも引っ越し当日に判明した、大きな不備です。でも実は引っ越し当日に判明した不備は、他にもあります。

 

正直お風呂と洗濯機周りとドアクローザーの不備だけで、「勘弁してよ」というレベルだったのですが。

 

まぁ出るわ、出るわ、「引っ越し当日にこんだけ不備が判明することってある!?」と、思わず叫びたくなるような有様でした。

 

今回はそんな引っ越し当日の6月26日に判明した、他の不備についてご紹介したいと思います。

洗面所の水漏れ

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まず、洗面所の蛇口からの水漏れです。ポタポタと水滴が落ちており、「引き渡し前にホントにちゃんと確認したの?」と言いたくなる有様でした。

 

ちなみにこの不備は翌日、管理会社の方が連れてきた「修理業者らしき人」が修理してくれました。まぁ完璧に修理できてはいなかったんですが。

キッチンの水漏れ

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次にキッチンの水漏れです。これも翌日修理して貰ったんですが、管理会社とのトラブル体験談①でご紹介したように、修理して数時間でまた水漏れが再開しました。

 

つまり全然修理できていなかった訳です。

 

結局7月5日、今度はちゃんとした修理業者の方が来て、蛇口のハンドルも取り替えてくれて、水漏れしなくなりました。

 

※ちなみに洗面所とキッチンの水漏れに関連する記事はこちら↓

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火災報知器がついていない

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火災報知器のことは、ガスの開栓作業に来た業者の方に「まったくついていない、これは違反にあたる、管理会社に確認した方がいい」という内容のことを言われたため、管理会社の方に話をしました。

 

するとその日は「家主さんに確認してみます」という返事で。それから一向に返事がこないので7月中旬頃に問い合わせると、「自分が近所のホームセンターで購入して取り付けます」と返事を貰いました。

 

これで安心だと待っていたら、また連絡が途絶えたので、「火災報知器の件はどうなっていますか?」と直接、あるいは電話で何度も繰り返し問い合わせ、結局取り付けに来てくれたのは9月11日でした。

 

つまり火災報知器の取り付けに、2か月以上待たされた訳です。この期間を「大して待ってない」と思う方は少ないはずです。

 

正直この件は特に、あわよくば解決しなくていいかも、という意図が感じられました。

そのうち諦めるだろうと思った?

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あわよくば解決しなくていいかも、という意図が感じられた、というのがどういうことかと言うと、

 

こちらが不備を伝えたり、繰り返し尋ねたりしても、その場しのぎの答えを返して、実際には動かずほったらかしにして、時間が過ぎてこちらが諦めるのを待っている、と感じたんです。

 

だって自分から「近所のホームセンターで購入して取り付けます」と約束したのに、それから何度問い合わせても、毎回「取り付けます」という返事をするだけで、実際は取り付けに来ないんですよ。

 

人間ですから「忙しくて忘れていた」ということはあるでしょうが、問い合わせたのは1度や2度じゃありません。遊びではなく仕事なのに、そんなに何度も同じことを忘れるでしょうか?というか、忘れていいものでしょうか?

 

管理会社側が「私がそのうち諦めて言わなくなるだろう」と思い、わざとすぐに取り付けなかった、と考えた方が納得できます。

 

まぁ私はそんな意図が感じられたら、逆に「意地でも取り付けて貰うまで延々言い続けてやろう」と思ってしまうタイプなんですが。

 

もちろんそれがいつも通用する訳ではないですが、今回はそれで解決したので、一応はよかったと思っています。

床下収納の扉の取っ手が壊れている

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引っ越し先はキッチンの床下に収納スペースが2つあり、物が多い我が家にとっては助かる!と喜んだものです。

 

ところが実際扉を開けようとすると、左側の扉の取っ手が取れてしまい、びっくりしました。これではせっかく2つある収納スペースが、1つしか使えません。

 

まぁお風呂や水漏れ、ドアクローザーの不備などに比べて緊急度は低いと思いましたが、どう見ても初期の不備なので、管理会社の方に伝えました。

 

この件も繰り返し「床下収納の扉の取っ手の件はどうなっていますか?」と問い合わせ、やっと解決して貰えたのが9月10日です。

 

つまりこれも2か月以上待たされた訳です。ちなみに待っている間に右側の取っ手も緩いということが判明し、結局両方の取っ手を交換して貰いました。

引っ越し当日に判明した不備が解決した日は?

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こちらでは引っ越し当日、6月26日に判明した多くの不備が実際にいつ解決したのかをご紹介します。

 

ちなみにお風呂とキッチンの水漏れは1回目の修理では直らず、後日また別の修理業者の方に来て貰いました。

 

また修理の前に確認が必要と言われ、確認するだけのために業者の方が来た日もあるので書いておきます。

  • お風呂の不備・・・7月5日修理(1回目6月27日)(確認・・・7月3日)
  • 洗濯機周りの不備・・・7月5日修理(確認・・・7月3日)
  • ドアクローザーの不備・・・9月10日修理(確認・・・8月2日)
  • 洗面所の水漏れ・・・6月27日修理
  • キッチンの水漏れ・・・7月5日修理(1回目6月27日)(確認・・・7月3日)
  • 火災報知器がついていない・・・9月11日取り付け
  • 床下収納の扉の取っ手が壊れている・・・9月10日修理(確認・・・8月2日)

確認の日、修理の日などで時間をとられる

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上で実際に修理して貰った日と、確認のために業者の方が来た日を書いたのは、そのどちらも終わるまでずっと私が自宅にいなくてはならなかったからです。

 

だって修理業者の方に鍵を渡して「私は家にいないけど、勝手に見て修理して下さい」とか、途中で「ちょっと買物に行ってきます」と言って出かけるとか、できませんよね。

 

しかも確認でも修理でも、やっぱり初対面の赤の他人が自宅に入って来る訳ですから、「じゃあ後はよろしく」と自分の部屋でテレビでも観ている、なんてこともできません。

 

不備の確認はその場所へ案内する必要がありますし、修理は例えば7月5日の場合、朝から夕方までかかったのですが、私はその間ずっと修理業者の方が目に入る場所にいる必要がありました。

 

ちゃんと修理してくれたことはもちろん感謝していますが、正直に言って、時間はとられるし、長時間自由に動けなくて疲れるし、うんざりしました。

やることがいっぱいあるのに!

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上で不満をダラダラと書きましたが、もしかすると「不備を修理して貰うんだから、それくらい仕方ないでしょ」と思う方もいるかもしれません。

 

ただ、例えばお風呂の不備で言うと

  • 6月26日・・・電話をして、確認に来て貰う
  • 6月27日・・・修理に来て貰う
  • 7月1日・・・電話で直っていないことを伝える
  • 7月3日・・・確認に来て貰う
  • 7月5日・・・修理に来て貰う

こんな風に電話をして確認に来て貰ってまた修理に来て貰って、というやり取りをしました。

 

電話も1度で繋がらない時は、時間をおいてかける必要がありましたし、確認や修理の当日に「〇時頃に行きます」という電話がかかってくることもあったんです。つまり予定も立てにくかった訳です。

 

そのうえこれは引っ越し当日からの話ですから、こっちは荷物の片付けもあるし、家具の購入やカーテンレールの取り付けを頼む、などやることはいっぱいありました。

 

しかも母が乳がんで通院中だったのでその付き添いもしなくてはいけないし、さらに母の2回目のワクチン接種もあり、寝込んだ母を看病する必要もありました。

 

おまけに7月初めから母が体調を崩し、結局入院・手術することになりました。つまり余裕のない日々でのやり取りだったんです。

 

これが不備さえなければ、あるいは1度の修理で解決していれば、何日も時間をとられる必要はなかった訳です。なのでもし同じ目に合ったとしたら、きっと私と同じように不満に思う方は多いと思います。

まとめ

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今回は管理会社とのトラブル体験談①~③でご紹介した不備以外で、引っ越し当日に判明したものについてお話ししました。

 

ちなみに当日に判明した不備の合計は、7つです。これを少ないと言う方は、あまりいないんじゃないでしょうか。

 

しかも残念ながら後日、まだまだ不備があることがわかってきます。それについては次回書きますので、興味がある方はぜひ読んでみて下さいね。

※次回の記事はこちら↓。

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リンパ浮腫①乳がんの手術後2年近く経過してから発症!?

「乳がんになった母」というシリーズ記事でご紹介していますが、私の母は2年ほど前に乳がんの手術を受けました。

乳がんの記事はこちら↓

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右胸を全て切り取り、右脇の下のリンパも取る手術でした。その後、抗がん剤治療や放射線治療を行い、現在はホルモン療法中で、ほぼ毎月大学病院に通っています。

 

そんな母の右腕のむくみに私が気づいたのは、ある日の朝。私は「これってまさかリンパ浮腫!?」と慌てました。

 

今回は母が乳がんの手術後2年近く経過してからリンパ浮腫を発症したことについて、気づいた時のことや、その後病院で相談してどうなったかなどについて、ご紹介したいと思います。

※注意※

私には「リンパ浮腫」に関する専門的な知識はありません。医療関係者でもなく、ただ毎回母の病院に付き添って、先生や看護師さんから話を聞いているだけの素人です。そこは誤解のないようにお願いします。

あれ?シワがない!

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母の右腕の異変に気付いたのは、11月8日の朝。その時はたまたま母がテーブルの上に両手を置いていて、袖がめくれて手首の上あたりまで見える状態になっていました。

 

それをなんとなく見た私は、「あれ?」と違和感を抱きました。母の右の手の甲にシワがなかったんです。73歳の母の手の甲はいつもシワシワなのに。

 

それでびっくりしてよく見せて貰うと、シワが伸びている以外に、右手首、さらにその上も左腕と比べて太くなっているように見えました。例えるなら、風船を膨らませたような感じです。つまり、むくみですね。

 

そこでパッと私の頭に浮かんだのが、リンパ浮腫でした。

手術後に言われたことを思い出した

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私の頭に「リンパ浮腫」が浮かんだのは、私に知識があったからではありません。

 

実は2年近く前に母が乳がんの手術を受けた後、先生に「リンパ浮腫に気をつけてください」と言われ、予防のための冊子を貰っていたんです。

 

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↑ちなみにこれがその冊子です。

 

退院後は先生に勧められた右肩を回すような運動を、お風呂上りに私が補助しながら行っていたんですが、抗がん剤治療が始まってからはそれを続けるのが難しくなって、いつの間にかやらなくなっていました。

 

そしてそのまま忘れてしまっていたんですが、そのことを急に思い出し、「このむくみはリンパ浮腫かもしれない!」と思ったんです。

※ちなみに※

リンパ浮腫とは、皮膚や皮下脂肪にリンパ液が溜まってむくむことを指します。治療のためにリンパ管やリンパ節を切除したり、放射線治療をするなどで、リンパ液の流れが悪くなると起こるそうです。

 

大学病院の乳腺外科で相談することに

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当たり前のことですが素人の私には、母の右腕のむくみが本当にリンパ浮腫かどうかはわかりません。

 

冊子に書いてあることは母に当てはまる気がするものの、むくみがひどいという訳でもなさそうで、今すぐ病院に行くべきなのか、迷いました。

 

大学病院は待ち時間が長いので(予約時間から実際の診察まで1~2時間待つのは当たり前)、2か月ほど前に胆嚢を摘出する手術をしたばかりで、体力が落ちている母には大きな負担になります。

 

なので元々予約が入っている日以外で病院に行くのは、できるだけ避けたかったんです。

 

でも乳腺外科の次回の診察は2月8日で、そこまで放置していいものか、それにもし病院が休みになる年末年始にひどくなったらどうしたらいいのか、などと悩み。

 

結局、診察はないものの11月15日に心臓の検査で大学病院に行くことになっていたので、その時に乳腺外科に寄って受付で相談してみることにしました。

いつもと違う先生が診てくれることに

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受付の事務の方に相談してみると、まず看護師さんが話を聞いてくれるということになりました。

 

やって来た看護師さんに母の右腕を見て貰うと、「確かにむくんでいる」と言われ「いつもの先生は今日はいないけれど、他の先生に診て貰いますか?」と聞かれたのでお願いしました。

 

診察室に呼ばれたのは、それから1時間後くらい。疲れてぐったりしている母を連れて診察室に入り、初めて会う女性の先生から色々質問されました。

 

質問内容はいつむくみに気づいたのか、痛みがあるのか、赤くなったり、熱が出たりしたことはないか、などでした。

※ちなみに※

赤くなったり熱が出たりすると「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」と呼ばれる、細菌感染症の可能性があるらしく、その場合は病院で治療が必要になるそうです。母は幸いそういった症状はありませんでした。

それから先生はメジャーを取り出し、母の手首や二の腕など両手の何か所かを測り始めました。

 

それが終わると「少しだけど右腕がむくんでますね。形成外科で診て貰いましょう」と言われたので、ホッとしました。

 

右腕のむくみは私の勘違いだったり、わざわざ先生に診て貰うほどのことじゃなかったらどうしよう、と思っていたので。先生はすぐ形成外科の予約もとってくれたので、その日は母と2人安堵して帰宅しました。

形成外科でリンパ浮腫の初期と判明

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11月26日の午前中、大学病院の3階にある形成外科に行きました。

 

診察室は広く、中には若い男性が2人。そのうち手前に座っていた先生の指示で母の右腕を見せると、すぐに「リンパ浮腫の初期ですね」と言われました。

 

それを聞いて正直私は「ひどくなる前に病院で相談してよかった!」と思いました。乳がんとわかった時に「もっと早く病院に連れていっていれば」と後悔したので、今回はそうならずに済んだと思って嬉しかったんです。

バンザイができないのは問題アリ!?

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でもその後先生に「バンザイしてみてください」と言われ、母がやってみたのですが「右ヒジが曲がってる。できてない」と言われてびっくりしました。

 

母が日常生活でバンザイをする場面はまずないので、それができないことには気づいてなかったんですが、右腕を上に伸ばす時にあまり上がらない、ヒジが曲がっている、ということには気づいていました。

 

でもそれは乳がんの手術で右脇の下のリンパをとったことや、高齢(73歳)であること、などのせいで仕方のないことだと思っていたんです。

 

でも先生からは「右ヒジが曲がったままだとリンパ浮腫がよくならない、それどころか悪化する可能性がある」と言われて大ショック。

 

素人の私が勝手に「仕方のないこと」などと判断して放置せず、もっと早く病院で相談していればと、結局後悔しました。まぁ結果論ではありますが。

リハビリ入院を勧められたけれど

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まぁ私のショックはさておき、気になるのが今後の治療です。

 

一応乳がんの手術後に貰った冊子に「リンパ浮腫を発症すると、リンパ浮腫外来で治療を受けることになる」というようなことが書いてあったので、母もそうなるのかなと思っていたんです。

 

でも先生には「初期の段階だから、今のところリンパ浮腫外来に通う必要はない」と言われ、ホッとしました。通院する科が増えると、母の負担も増えてしまうので。

 

ところが先生から「3泊4日でリハビリ入院をしませんか?」と言われて、びっくりしました。

※ちなみに※

入院する場所は現在通院している大学病院ではなく、母が9月に胆嚢を摘出する手術を受けた、もっと遠い病院でした。(タクシー代が往復で7千円近くかかる距離です)

近所の整形外科でリハビリを勧められた

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私がその場で母にどうするか聞いてみると、予想はしていたものの「入院はいや」という返事。

 

まぁ2か月くらい前に入院・手術をしたばっかりですし、入院生活は不自由でストレスが溜まるということで、嫌がるのは無理もありません。なので断りました。

 

すると先生は苦い表情をしていたものの、近所の整形外科でリハビリをすることを勧めてくれたんです。幸い自宅から近い距離に、以前お世話になった整形外科があるので、「行ってみます!」と返事をして。

 

「専門の方にリハビリして貰えば、母のリンパ浮腫もきっとよくなるはず!」と喜んで、その日は帰宅しました。

まとめ

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今回は母が乳がんの手術後2年近く経過してから「リンパ浮腫」を発症したことについて、気づいた時のことや、その後病院で相談してどうなったかなどについて、ご紹介しました。

 

これは私自身が素人だから分かるのですが、「あれ?これってもしかして○○かも?」と思っても、すぐに病院に行くべきか、どう説明すればいいのか、悩む方は多いと思うんです。

 

でも悩んでいる内に手遅れになったりしたら、絶対後悔しますから、「こんなことで病院に行っていいのかな?」とか「私の勘違いで○○という病気じゃないかもしれない」とか思ったとしても、まずは病院に相談することをおすすめします。

 

もし相談してなんともなかったとしても、その時は「よかった!」と喜べばいいんです。「もっと早く病院に連れていっていれば」なんて後悔するより、よっぽどマシですからね。

管理会社とのトラブル体験談③ドアクローザーの不備で不可解な対応

前回は引っ越し当日に洗濯機が使える状態にならず、後日初期の不備だと判明し、修理して貰えたことについてご紹介しました。

↓ちなみに前回の洗濯機の記事はこちら

 

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今回は引っ越し当日に判明した不備のひとつ、ドアクローザーのことについてご紹介します。

 

このドアクローザーの不備は不可解な対応をされ、正直ブチ切れそうになりました。

 

順を追ってお話するので長くなりますが、ぜひ最後まで読んで頂けたらと思います。

ドアクローザーのネジが外れる!

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引っ越し当日、業者さんが忙しく動き回る中、私は玄関にネジが落ちていることに気付きました。業者さんに聞いてみると、「ドアクローザーのネジが外れたんでしょう、帰りにつけますよ」と言われたので、お願いしました。

 

ちなみにドアクローザーとはドアの上部についているもので、「ドアを自動的に、ゆっくりと閉める」という重要な働きをする装置です。

 

この時の私はそのことを知らなかったのですが、「まぁ外れたネジを戻してくれるなら、それで特に問題はないだろう」と思っていました。

 

そして引っ越し作業が終わり、業者さんはネジを締めた後に帰って行きました。私はこれでこの件は終わりだと思っていました。

ドアが閉まる勢いが凄すぎる!

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上に書いた通り、ドアクローザーのネジの件は特に気にしていなかったのですが、ドアがあまりに勢いよく閉まることは気になっていました。

 

どれくらいの勢いかと言うと、手を放した瞬間にバンッ!と凄い音を立てて閉まるくらい。大げさと思うかもしれませんが、その風圧で前髪がふわっと上がるくらいでした。

 

実はこのドアについて引っ越し先の家を見学する時に、不動産会社の方から「勢いよく閉まるので、怪我をしないように気を付けて下さい」と注意されていました。

 

でもそれは引っ越しするまでに直してくれるものだと思っていたんです。

※今更ですが※

この時点で「ドアが勢いよく閉まること」について、直してくれるのかどうか、ちゃんと確認をしておくべきだったと、後悔しています。

引っ越し当日に管理会社の方に伝えた

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でも残念ながらそれは直っていなくて、このままだと出入りするうちに指を挟むなど、怪我をしてしまうんじゃないかと心配になりました。

 

なのでこの「ドアが勢いよく閉まること」については、引っ越し当日にお風呂の不備で呼んだ管理会社の方に直接伝えました。すると「家主さんに聞いてみます」という返事で。

 

正直毎日何度も出入りするドアのことなので、すぐにでも対応して欲しいと思ったものの、その場は「お願いします」とだけ言って、返事を待つことにしました。

繰り返し尋ねてみてもいつも返事は同じ

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前回の記事で少し書きましたが、洗濯機や水周りの不備の確認のため、7月3日に管理会社の方が専門の業者の方を連れて自宅を訪れました。

 

その時まだドアの件の返事を貰っていなかったので再度尋ねたところ、管理会社の方は「部品が古いですからねー」などと言いながら、ドアクローザーの写真を何枚か撮りました。

 

そして「部品の取り寄せに時間がかかりますよ」と言ったんです。

 

つまりこれは「修理はする予定だけど、部品が届くまで時間がかかるから、すぐには修理できませんよ」ということですよね。

 

正直「時間がかかるってどれくらい?」と思ったのですが、聞いても「わかりません」と言うでしょうし、「とりあえず修理をして貰えることがわかったんだからいいか」と思い、この時も「お願いします」とだけ言ったんです。

 

ただしばらく待っても返事がないため、繰り返し電話や直接尋ねたりしたのですが、返事はいつも「部品の取り寄せに時間がかかる」でした。

ドアが勢いよく閉まることはなくなったけれど

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上で書きましたが、ドアの件も本当に困っていたので、別件で管理会社の方が自宅を訪れたある日、母が「このままだとそのうち指を挟んで大怪我する、指が千切れるかもしれない」という内容のことを言ったんです。

 

これは脅しのつもりで言った訳ではなく、このままだと具体的にどういったことが起こり得るのか、を伝えたかったんです。

 

だって何度尋ねてものらりくらりとした返事で、危機感が欠如しているというか、真摯な対応とは言えなかったので。

 

そうしたら管理会社の方は、ドアクローザーをいじり始め、ネジを外したんです。すると、ドアが勢いよく閉まることはなくなりました。

 

ただこの対応も正直「ほら、これでいいんでしょ」という感じで、ヤケクソというか、少なくともまともな対応には思えませんでした。

 

実際ドアが勢いよく閉まることはなくなったものの、今度はドアが外側に外れてしまいそうなほど開くようになってしまい、困りましたし。

引っ越しから1か月経っても解決して貰えなかった

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引っ越し当日の6月26日に不備を伝え、7月3日に写真を撮ったりしたうえで「部品の取り寄せに時間がかかる」という返事を貰ったこのドアクローザーの件ですが、なんと1か月経っても解決して貰えませんでした。

 

なので私は電話で「不備を伝えてからもう1か月経つんですけど、まだですか?」と尋ねました。正直「これだけ時間がかかるって、その部品一体どこから取り寄せてるの?」と問い詰めたい気分でしたが。

 

すると管理会社の方から、「色々含めて確認のため8月2日に業者を連れて行く」という返事を貰いました。実はこの時点でまだ何件か未解決の不備があったんです。

 

なので私は業者さんはそれらを確認しにくるのであって、ドアクローザーの件はその日に管理会社の方と話をするものだと思っていました。

業者さんと管理会社の方がやって来た

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8月2日の午前中、業者のお兄さんと管理会社の方が自宅を訪れました。

 

業者のお兄さんはとにかく予定が詰まっていて急いでいるらしく、私が不備のある場所に案内して軽く説明すると、慌ただしく写真を撮ったり寸法を測ったりして、また次の不備のある場所に案内して、の繰り返しでした。

 

ちなみにその日に確認して貰う予定にしていた不備は4つあり、その場所への案内が終わったところで、私は管理会社の方にドアクローザーの件を切り出しました。

 

するとなんと、業者のお兄さんがドアクローザーの写真を撮ったり、寸法を測り出したんです。

部品は約1か月前に取り寄せをしたんじゃないの?

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業者のお兄さんの行動を見て、私の頭の中は

「は?なんで今更この人が写真を撮ったり、寸法を測ったりするの?」

「部品は約1か月前に取り寄せをしたんじゃないの?」

と疑問でいっぱいでした。

 

だって繰り返しになりますが、不備を伝えたのは引っ越し当日の6月26日で、7月3日には「部品の取り寄せに時間がかかる」という返事を貰っているんです。

 

これは「部品の発注を既にしている、あるいは近日中に行う予定だ。でも実際届くまで時間がかかるから待って欲しい」という意味だと思っていました。

 

なにしろ7月3日以降に何度も「ドアクローザーの件はどうなりましたか?」と尋ね、そのたびに「部品の取り寄せに時間がかかる」という返事をされていましたし。

 

それなのになんで8月2日にやって来た業者さんが、ドアクローザーの写真を撮ったり、寸法を測ったりするんでしょう。

 

もう部品は取り寄せをしているはずですから、今更この日初めて会った業者さんがすることなんてないはずですよね。

 

なので私はこの不可解な対応に混乱して、すぐには言葉が出ませんでした。

つまり今までのことは全部ウソで何もしていなかった?

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さて頭の中が「?」でいっぱいだった私ですが、すぐに悟りました。

 

これって要するに今まで「部品の取り寄せに時間がかかる」と答えていたことは真っ赤なウソで、実は何もしていなかったってことじゃない!?と。

 

7月3日、そしてそれ以降私が尋ねるたびに「部品の取り寄せに時間がかかる」と答えていたけれど、実は取り寄せなんてしていなかった。

 

だから8月2日にやって来た業者さんがこれから取り寄せをするために、ドアクローザーの写真を撮ったり、寸法を測ったりした、ということじゃないか、と。

 

ちなみにこの私の予想は当たっていたようで、業者のお兄さんから「部品が古いから取り寄せに時間がかかる」という内容のことを言われました。

 

同じセリフ、1か月前から繰り返し聞いてるんですけどね。

激怒したものの解決のために我慢した

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私は正直カチーン!ときた、というか激怒していましたが、この業者のお兄さんは何も悪くないので文句を言う訳にもいきません。それに既に書きましたが、急いでいる様子でしたし。

 

結局業者のお兄さんはその後すぐバタバタと帰って行ったんですが、それに合わせて「それではまた!」と管理会社の方も帰ってしまいました。

 

正直さすがに文句を言いたかったんですが、まさか怒りに任せて

「今までウソついとったんか!どういうことやねん!」

みたいな感じで、わめき散らす訳にもいきません。

 

私の目的はドアクローザーはもちろん、それ以外の不備を全て解決して貰うことで、円滑に進めるためには怒りを抑えるべきだと思いました。

 

まぁ正直クレームくらい入れたかったんですが、この時は母の具合がかなり悪く、看病したり、病院に連れて行ったりと大変だったのでそれどころじゃなかった、というのもあります。

結局ドアクローザーの不備が解決したのは9月10日

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さてどうにか怒りを抑えてクレームを入れることなく、その後も管理会社の方とやり取りをしたのですが、結局ドアクローザーの不備が解決したのは9月10日でした。

 

つまり最初に不備を伝えてから、2か月以上も待たされた訳です。もう怒りを通り越して、呆れるしかありませんでした。

 

ちなみに具合の悪かった母は、9月6日に入院、翌日に胆のうをとる手術をしました。

 

まぁそういう大変な時だったので、解決してから改めてクレームを入れる、という状態でもなく、けれど怒りが収まらないのでこの記事を書きました。

まとめ

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今回はドアクローザーの不備で不可解な対応をされたことについて、ご紹介しました。この件は恐らく私でなくても怒る方が多いはずです。

 

だって約1か月もウソをつかれていた訳ですから。完全にナメられていたとしか思えません。

 

ほぼ毎回、女の私が1人で対応していたことが理由でしょうか?とにかく今でも「許せない!」と怒りが収まらない出来事です。

 

でももし7月3日に時を戻せるなら、「部品の取り寄せをもうしているってことですか?」とか「取り寄せには何日かかるんですか?」とか、もっと詳しく突き詰めて聞いていればよかった、とは思います。

 

まぁまさかこんなことになるなんて、思いもしなかったので、わかりきったことをあえて聞くのは失礼かと思い、聞かなかっただけなんですが。でもそれが間違いだったんだな、と今は思います。

 

なのでこの記事を読んで頂いた方で私と同じような状況になったら、細かいところまで具体的に聞くと、こんなことにならずに済むかなと思います。

管理会社とのトラブル体験談②洗濯機が使える状態にならない!

前回は引っ越し当日に浴室の蛇口から「ズゴゴゴゴ!」とものすごい音がして、管理会社の方に来て貰ったものの、結局その日はお風呂に入れなかった、という話をご紹介しました。

※ちなみに前回のお風呂の記事はこちら↓

 

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今回は同じく引っ越し当日に判明した不備のひとつ、洗濯機が使える状態にならなかったことについて、ご紹介したいと思います。

洗濯機が使えない状態のまま引っ越し作業が終了!?

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引っ越し当日に判明した不備で「あり得ない!」と思ったものがもう1つあります。洗濯機が使える状態にならなかったのです。

 

今までの引っ越しでは引っ越し業者の方が洗濯機をすぐに使える状態に設置してくれていたので、私はそれが当たり前だと思っていました。

 

ただ今回は引っ越し業者の方が洗濯機を洗面所に置いてくれたものの、蛇口や排水ホースは「このままじゃ繋げないので、ご自身でエルボやアダプターを用意してください」と言われてびっくり。

 

エルボと言われても聞いたことがないので、意味がわかりません。

 

まず頭に浮かんだのは、肘を使った打撃技のエルボー。でもそんな訳ないので、「L棒という棒でもあるのかな」と思いつつ聞いてみると「L字形の繋げるやつ。ホームセンターに売ってますよ」と言われて困惑。

 

アダプターについても指で「こんな感じのやつ」と言ってくれたんですが、イメージが全く浮かばず困りました。でも結局引っ越し業者の方は「ホームセンターで聞いてみてください」と言い残し撤収。

 

洗濯機が使えない状態のまま、業者による引っ越し作業は終了してしまったのです。

洗濯機がすぐに使えないと困る状態だった

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ちなみにこの時点で既に洗濯物がたまっていました。引っ越し準備は当日の朝までかかっていましたし、そもそも洗濯物がゼロの状態で引っ越すのは無理でした。

 

だって引っ越し前日にお風呂に入った時に、洗濯物が出てますし。(3人家族ですが、毎日1人1枚バスタオルを使いますし、我が家はわりと洗濯物が多い方なんです。)

 

それに引っ越してすぐ洗濯機が使えない、なんて想像もしていませんでしたし。とにかく洗濯機は、お風呂と同じで、すぐに使える状態にならないと困るものだったんです。

お風呂の不備などで訪れた管理会社の方に相談してみる

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もちろんエルボやアダプターはイメージがわかなくても、ネットで調べれば出てきますし、ホームセンターで店員さんに聞けば正しいものを購入することはできるでしょう。

 

でも取り付けは無理です。

 

まず私は今まで10個以上組み立てたことのある本棚さえ未だに時間がかかり、しかも仕上がりがグラついてしまうほど不器用です。そんな私が名前も知らなかったものを、きちんと取り付けできるとは思えません。

 

しかも本棚なら多少グラついていても、地震でも起きない限りさほど害はないですが、洗濯機の場合取り付けに失敗すると、洗濯機が壊れたり、床が水浸しになる可能性があります。そうなったら大変ですよね。

 

だからといって洗濯機が動いている間中、私が傍でずっと見張っておく、というのも不可能ですし。とにかく取り付けは確実に行う必要があるので、素人の私がやるべきではないと思いました。

 

ただ洗濯機が使えないのは困ります。なのでちょうどお風呂の不備で連絡した管理会社の方(責任者の男性)が来ていたので、相談することにしました。

管理会社の方が取り付け作業をしてくれることに

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ちなみにこの時点では、洗濯機が使えない状態であることを、引っ越し先の不備だとは思っていませんでした。

 

なので引っ越し業者の方に言われたことと、洗濯機が使えなくて困っていること、取り付けはこちらには無理、ということを伝えて、どうにか使える状態にして貰えないかお願いしてみました。

 

すると管理会社の方は最初渋っていたものの、「まぁやりましょう」という感じで、車からドライバーを取って来て作業を始めました。

 

私は素人ですし、そういった作業をしたことがないので専門的なことは何もわかりませんが、どうやら管理会社の方もこの作業に慣れていないようでした。なのでかなり時間がかかったんですが、それでも最終的にアダプターだけでもつけてくれたんです。

 

この時はこちらが無理を言ってやって貰ったことだと思っていたので、本当にありがたいと思い、管理会社の方に何度もお礼を言ったのを覚えています。

取り付けてくれたものの、水漏れする状態だった

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ただアダプターは完全には接続されておらず、蛇口をひねると水漏れする状態でした。つまりこれでは洗濯機は使えません。

 

でも管理会社の方はそれを私に見せて、「今自分が持っているドライバーでは最後までネジが閉められないから、自宅にあるドライバーを使って自分で最後までネジを締めて欲しい」と言ったんです。

 

管理会社とのトラブル体験談①を読んで貰えばわかりますが、この管理会社の方を呼んだのは、本来お風呂の不備をどうにかして貰うためで、しかもそれは当日には解決しませんでした。

 

なのでこの洗濯機のことを最優先にする訳にもいかず、「わかりました」と返事をして、管理会社の方が帰って行くのを見送るしかなかったんです。

 

なんせその日はお風呂に入れず、次の日になんとか修理できる人を連れて来て貰う必要があったので。

 

それに繰り返しになりますが、この時点では洗濯機が使えないことは不備とは言えず、こちらが無理を言ってやって貰っている、と思っていましたし。

 

なので時間もかかって、気も遣って、ヘトヘトなのにちっとも休めず、何度も何度もお礼を言って、でも蛇口をひねると水漏れするので結局洗濯機は使えない、という状態でその日は終わってしまいました。

水漏れするので結局洗濯機が使えなかった

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最初の方に書きましたが、洗濯物がたまっている状態なので、このまま何日も洗濯機が使えないと困ります。

 

なので私は正直ヘトヘトでしたが、管理会社の方が帰ってから、山ほどある段ボール箱の中から少しだけ見つけたドライバーで、なんとか締まりきっていないネジを締めようと奮闘しました。

 

ちなみに使ったのはプラスドライバーで、まぁ本棚の組み立てにも使うので慣れていないこともなかったのですが、サイズは合っているはずなのにうまく締まらず困りました。

 

こういった作業は本当に苦手なので、結局父に頼んだのですが、位置が悪いのか手が壁に当たってしまい、うまく締められないようでした。

 

その後も100円ショップで短いドライバーを購入して締めてみるなど、色々試してみたのですが、結局水漏れは直らず

 

その間洗濯ができないと、タオルどころか着るものにも困ってしまいますから、たまたま近所にあったコインランドリーに山ほどの洗濯物を抱えて行き、洗濯と乾燥で1時間以上待って、また持って帰ってくる、という日々を過ごす羽目になりました。

蛇口を外してみると、とんでもないことになっていた

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ちなみにこの洗濯機が使えないことは、後日また相談したんですが、キッチンや洗面所の水漏れなど、洗濯機より優先する必要のある不備があって、すぐには解決して貰えませんでした。

 

ただずっとコインランドリーに通っていては、荷物の片付けなど他にやるべきことが進まなくて困ります。ただ何度蛇口のネジを締めようとしても、どうしても締まらないので、ある日父がアダプターを外してみたんです。

 

するとびっくり。

蛇口がひん曲がっているうえに、穴まで開いていました。

 

引っ越しした時はこんな形じゃなかったので、こうなったのは明らかにアダプターを取り付けた後です。ネジは管理会社の方だけじゃなく、私や父も締めましたが、これは管理会社の方に責任がないとは言えないでしょう。

 

なので事情を説明し、ちょうど7月3日に水周りの不備の確認で専門の業者の方が来ることになっていたので、一緒に確認して貰うことになりました。

業者に確認して貰うと初期の不備だと判明した!

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7月3日、専門の業者の方に確認して貰ったところ、蛇口は取り換えが必要で、さらに排水ホースを取り付けるところも、ただエルボをつけただけではフタが外れて床が水浸しになってしまうような、ひどい状態だと言われました。

 

専門的なことはわかりませんが、要するに最初から洗濯機まわりに不備があったということでしょう。

 

これを聞いて、私は自分でアダプターやエルボの購入・取り付けをしなくてよかった、と思いました。

 

もちろんやってみても無理だったと思いますが、管理会社の方に相談せず引っ越し業者の方に言われた通りにしていたら、最初から不備があったと認めて貰えなかったかもしれません。

 

なのでもし引っ越し先に我が家と同じようなことがあったら、自分でやる前にまず管理会社の方に相談してみることをおすすめします。

 

もちろん必ず対応して貰えるとは限りませんが、我が家の場合初期の不備だとわかりましたし、蛇口にいたっては管理会社の方が使えない状態にした、とも言えるので、料金をとられることなく修理して貰えました。(まぁ初期の不備でこちらに非はないので、当然ではありますが)

まとめ

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今回は引っ越し当日に洗濯機が使える状態にならず、結局初期の不備で後日修理して貰えたことについてご紹介しました。

 

ちなみにこの洗濯機のことは引っ越し当日の6月26日に相談し、7月5日に修理して貰い使える状態になりました。

 

この件に関しては長期間待たされたとは言いませんが、それでもコインランドリー通いは大変でしたし、なんとかネジを締めようと奮闘したり、何度もお願いをしたり、お礼を言ったり、とある程度の忍耐は必要でした。

 

でも無理して自分でやって、初期の不備と認めて貰えなかったり、床が水浸しになったりといった最悪の事態にならなかったのは本当によかったと思います。

 

なのでこの記事を読んで頂いている方も、最悪の事態にならないように、引っ越し先に「おかしいな」と思うことがあったら、まずは管理会社に相談してみてくださいね。

※ちなみに次の記事はこちら↓

 

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管理会社とのトラブル体験談①引っ越し当日にお風呂に入れない!

引っ越しをすると、見学したときにはわからなかった不備が見つかることは、そう珍しいことではないでしょう。

 

ただ今回私が経験した引っ越し先の不備は、その度合いや数、解決するまでにかかった時間などがあり得ないレベルでした。

 

そのうえ不備を伝えても1~2週間放置や、明らかにウソだとわかる発言もあったりと管理会社の対応の悪さにも何度驚いたことか・・・。

 

最終的に不備は全て解決して貰えたのですが、かかった時間はなんと2か月以上です。

 

このシリーズでは、そのとき得られた貴重な(?)体験について書いていきたいと思います。なお怒りが抑えられない場面も多かったので、ちょっとキツめの発言が出てくることはご容赦願います。

 

ちなみに今回は、引っ越し当日に判明したお風呂の不備をご紹介します。

引っ越し当日、浴室の蛇口をひねると異音が!

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6月26日(土曜日)、私は両親と共に賃貸の戸建てに引っ越しをしました。築年数がものすごく古いとはいえ戸建ては初めてで、今まで住んでいた狭いマンションと比べると格段に広い部屋ということで、すごく楽しみにしていました。

 

ところが当日の夕方、ガスの開栓作業でやって来た業者の方が浴室の蛇口をひねると、「ズゴゴゴゴ!」とものすごい音がしてびっくり。明らかに危険を感じる音です。

 

その業者の方はすぐに蛇口を閉め、「怖いのでこれ以上触れません」と言って確認作業はストップ。

 

ちなみに私や両親はこの業者の方が来るまで浴室には一歩も入っておらず、浴槽にかかっていた透明なビニールを外したのも業者の方でした。

 

なにしろ引っ越し業者による作業は8時30分開始、昼食などの休憩もなく、終わったのは14時過ぎです。(これは我が家の荷物が多すぎるからでしょう)それから昼食をとってホッと一息ついていたら、もうガスの開栓作業のための業者が来た、という感じでした。

 

その業者の方が「火災報知器が全くついていないのも違反になるので、この音のことと一緒に管理会社に確認した方がいいですよ」と言ったので、早速連絡。

 

すると業者の方が帰ってしばらくしてから、管理会社の中年男性(責任者の方らしいです)が1人でやって来ました。

※ちなみに※

私がお世話になった管理会社は規模が小さいのか、事務所に電話をするとたまに事務の女性(いつも同じ人)が出るものの、ほとんどの電話と直接のやり取りは、この時に来た責任者の中年男性のみでした。

引っ越し当日、お風呂に入れない!?

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挨拶の後、すぐに異音がする浴室の蛇口を確認して貰うと「あー」と困ったような声を出して「ちゃんと確認したんですけどね」、「家が古いですからね」などと発言。

 

私も引っ越しするまでには修繕やクリーニングがちゃんと行われていると思っていましたが、今実際に蛇口をひねるとこんなにひどい、明らかに危険を感じる音がする訳ですから、これで「ちゃんと確認した」とは言えないでしょう。

 

まぁ家が古いのは事実ですが、だからといってこんな異音がするのはおかしいに決まっています。

 

でも私の目的はこの異音を解決して貰うことで、この男性と喧嘩をしても意味がないので、それらの発言については特に何も言わず、「このままではお風呂に入れないので困ります」とだけ伝えました。

 

すると何度か蛇口を開け閉めしたり、車にドライバーなどの工具を取りに行ったりするものの、ちゃんとした修理はできない様子。

 

しばらくして「すぐには直せないので、月曜日になります」と言われてびっくり仰天しました。

 

引っ越し当日ですから、こちらは朝からずっとバタバタしています。汗もかいているし、疲れもとりたいのに、お風呂に入れないなんてとんでもない!

 

しかも今日だけでなく、明日も入れないなんて絶対にあり得ません。おまけにこちらに非は全くないのです。なにしろ私や両親は蛇口に指一本触れていないのですから。

 

私は発狂しそうだったので思わず

「えーっ!お風呂に入れないんですか!?」

と大きな声を出してしまいました。

父がいるとわかって態度を変えた?

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ちなみにこのとき、管理会社の男性の対応は私が1人で行いました。確認できた不備がこの時は1階だけだったので、両親は2階で休んでいたんです。(特に母は73歳と高齢で、しかも乳がんで闘病中ですし)

 

この男性は対応が私1人でも終始敬語で、謝罪もされましたし、時々気になる発言がある以外は腰も低く、そこまで悪い印象はありませんでした。

 

ただ私の「お風呂に入れないんですか!?」という叫びに対しては、「今日はもう遅いですし(17時頃でした)、修理業者が来れるのは月曜日になります」という返事で、到底納得できるものではなく。

 

このままあっさり引き下がることはできないので、「2階に父がいるので、ちょっと相談してきます」と言ったんです。

 

そうして私が2階から戻ってきたら、その男性が誰かに電話をかけていました。

 

ハンカチで額の汗を拭きながら、「なんとかなりませんか?明日は?」という感じで、さっきとは打って変わって必死な様子です。

 

うすうす感じていたことですが、30代の女が1人で対応していたので、今この家に男性はいないと思われていたのでしょう。

 

だってついさっき私には「日曜日は修理業者が休みなので」と謝罪しつつも「仕方ないでしょ」という感じで言ってきたんですよ。態度が変わりすぎて呆れましたが、まぁ珍しくはない話です。

 

結局お風呂は翌日に修理業者が来て、入れるようにしてくれました。ただ汗をかいて疲れ切った引っ越し当日にお風呂に入れなかったことは、一生忘れられないと思います。

引っ越し翌日に修理に来たのは本物の業者じゃない!?

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上で書きましたが、結局引っ越し当日はお風呂に入れず、翌日に管理会社の男性が連れてきた年配男性が作業を行い、蛇口から異音がすることはなくなったので、お風呂に入れるようになりました。

 

この年配男性はキッチンや洗面所の水漏れも修理してくれたので、私は「一刻も早い修理が必要な水周りの問題がこれで解決した」とホッとしたものです。

 

ところが2人が帰ってから数時間後に、またキッチンの蛇口から水がポタポタと漏れ始めました。さらにお風呂に入ると、シャワーヘッドの周りや蛇口のハンドルから大量にお湯が漏れます。

 

ただ修理をした年配男性からは「キッチンの蛇口には水が溜まっているから、しばらくポタポタ落ちるけど心配ない」、「お風呂の蛇口は勢いよくひねると水が漏れるから、調整して使って」ということを聞いていたので、しばらく様子を見ることにしました。

 

でもキッチンの蛇口から漏れる水を受けるために置いたコップは、一晩であふれるほどになっていましたし、お風呂の蛇口のハンドルやシャワーヘッドから漏れるお湯は、控えめに蛇口をひねっても洗面器がいっぱいになるほど尋常ではない量でした。

 

これでは使いにくいですし、水道代も心配です。というか、これでは修理したと言えませんよね。全く直ってない訳ですから。

 

正直私は「あの年配男性、本当に修理業者だったの?」と疑いました。

 

もちろん事実はわかりませんが、我が家では「日曜日でちゃんとした修理業者の方を連れてくるのが無理だったから、その辺のおじさんに適当に作業服着せて連れて来たんじゃない?」という話になっていました。

 

失礼ですが、そうでも思わないとこちらも怒りを抑えられませんでした。

 

なにしろ引っ越し当日にお風呂に入れず、家中に溢れている段ボールの中の荷物を一刻も早く片付けたいのに、修理に時間をとられ、終わったかと思ったら全然直っておらず……。

 

おまけに不備は他にもたくさんあるので、これからも時間がとられるのはわかっている、という状態だったんですから。なのでもう正直「いい加減にしてくれ!」という感じでした。

結局また修理をお願いすることに……

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結局水漏れをこのままにしておく訳にはいかず、私はまた管理会社に電話をかけました。

 

この時にはもう別の不備も判明していたのでそれも伝えたのですが、「まずは確認が必要です」と言われ、7月3日に管理会社の男性が以前とは別の年配男性を連れてやってきました。

 

そして修理は7月5日、ほぼ1日かけて行われました。まぁお風呂やキッチンの水漏れ以外に、洗濯機やお風呂の換気扇など、修理が必要な不備が多かったので時間がかかったんだと思います。でもきちんと直してくれたので、ホッとしました。

 

私は素人なので勝手な思い込みかもしれませんが、この日に来てくれた年配男性は引っ越し翌日に来た方とは動きが違うように見えました。

 

さらに70代前後に見える年配男性でしたが、私に対してもきちんと敬語を使い、玄関の出入りのたびに「失礼します」と言って、とても礼儀正しかったので「腕がいい方は振る舞いも違うんだな」と感心したものです。

 

ちなみに引っ越し翌日に来た年配男性は、「どーもー」という挨拶でドカドカと家の中に入って来て、「こっち来て、直ったで」とか「次、どれ?あ、これかー」みたいな感じで、めちゃくちゃ言葉遣いも軽く、別の意味で感心しました。

 

おまけに全然修理できてなかった訳ですから、失礼ですが「あぁ、やっぱり」と感じてしまいました。

まとめ

今回は引っ越し当日に判明した、お風呂の不備についてご紹介しました。

 

この不備のせいで結局引っ越し当日はお風呂に入れず、汗をかいて汚れた体のままベッドに入ることになり、気持ち悪くてあまり眠れませんでした。

 

まぁ荷物が多く、部屋に50個くらいの段ボール箱が溢れて足の踏み場もないほどだったせいもありますが。

 

たかが1日くらいと思う方もいるかもしれませんが、予想もしていなかったことなので、ショックが大きかったんです。それに引っ越しが決まってからの約1か月間、荷物の箱詰めなどで当日の朝までずっとバタバタで、疲れ切っていましたし。

 

おまけに引っ越し当日に判明した不備は、お風呂だけではありません。たとえば既に書きましたがキッチンや洗面所の水漏れ、ドアクローザーのネジが外れるなど、すぐにでも修理して貰わないと困る不備がいくつもありました。

 

次回はそんな引っ越し当日に判明した不備の中のひとつで、「洗濯機が使える状態にならなかったこと」についてご紹介したいと思います。

↓ちなみに洗濯機の記事はこちら

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メニエール病体験談【仕事②】上司や同僚の反応は?100円ショップの場合

メニエール病によるめまいの発作を起こした場合、休みをとるなどの対応が必要になってくるため、どうしても職場の上司や同僚に病気の話をすることになります。となると気になるのが、相手の反応ですよね。

 

メニエール病は、現在では芸能人が活動休止の理由としてこの病名をあげる、といったことで周知され始めていますが、それでもまだ誰もが知っている病気とは言えません。

 

また病名は聞いたことがあっても、実際どんな症状が出るのか、日常生活でどんなことに支障が出るのか、などについて詳しく知っている人は少ないでしょう。

 

そんなメニエール病について職場の上司や同僚に話をしたとき、相手は一体どんな反応をすると思いますか?

 

今回は私が100円ショップで働いているときに、職場の上司や同僚に病気について話をしたときの反応その後の態度などについてご紹介します。

はじめは一般的な反応だった

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メニエール病①でご紹介していますが、私が初めてめまいに襲われたのは100円ショップの売り場で品出しをしているときでした。その数日後に私は前回と比べ物にならないくらい強烈なめまいに襲われ、どうにか戻ったバックヤードで倒れてしまいます。

 

そのときの上司や同僚の反応は、「とにかく病院に行った方がいい」というもので、「大丈夫?」「無理しないで」と心配する言葉もかけられましたし、フラつく体を支えてくれる同僚もいました。これらは一般的な反応だったと思います。

病名がわからず理解が得られない

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ちなみにこれは15年以上前の話で、そのときはメニエール病という病名自体知られておらず(少なくとも私や、私の周囲の人達は聞いたこともありませんでした)、めまいという症状も「なにそれ、気のせいじゃない?」という感じでした。

 

私は自宅近くの総合病院に行き受付で症状を説明、すると案内されたのは脳神経外科で、数日かけてMRIなどいくつか検査を受けました。その結果は異状なし

 

めまいを起こして倒れたというのに病名もわからず、主治医の先生も「なんだろうね?」という感じで。そのことを上司に伝えると、当然「落ち着いたら出勤して」と言われました。

 

私は職場に復帰したものの、上司や同僚は微妙な態度でした。特に同僚達は休憩時間が一緒になると「一体なんだったの?」と質問責め。どんな検査をしたのか、先生になんと言われたのかなど、根掘り葉掘り聞いてくる、という感じでした。

 

同僚の質問は興味本位だったり、私が休みを貰っていた間に本当に病院に行っていたのかを確かめるような意図が感じられ、正直気分のいいものではありませんでした。それでも私は嘘をついている訳じゃないとわかって欲しくて、必死になって説明しました。

 

病院のことだけでなく、自宅でもめまいが起きてツライなど、症状についても話したのですが、「でも結局、検査結果は異常なしなんでしょ」と言われてしまうと返す言葉がありません。

 

「主治医の先生も原因がわからないみたいで」と話しても、「検査結果が異常なしで病名も言われてないなら病気じゃない」というようなことを言われ、私がいくら説明しても理解してくれる同僚はいませんでした。

同僚の態度がきつくなってくる

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さらに仕事に復帰してしばらくたって、また私がめまいでたびたび仕事を休むようになると、同僚の態度はどんどん厳しくなりました。朝に私が電話で「休ませてください」と連絡すると「また?」と言われ、ため息。「大丈夫?」などの言葉は一切ありません。

 

後日出勤して同僚に自分が休んで負担をかけたことを謝っても無言で睨まれたり、仕事に関する話をしても返事をしてくれず背中を向けられたり。

 

また直接は言われなかったものの同僚が「仕事をしたくない気分のときに休んでいるんじゃない?」という話をしているのを、休憩室のドアごしに聞いてしまったり。

 

他にも「休んでいる間遊んでるのよ」「実家暮らしだから遊ぶお金だけ稼いでるんでしょ」「私達主婦とは違って気楽なもんよね」といった内容の話も聞いてしまいました。

結局仕事を辞めることに

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このとき私は19~20歳くらいで、同僚は30~40代の主婦だったのでそういう話が出たんだと思います。

 

私がドアを開けて休憩室に入るとピタリと話は止まるのですが、私が「お疲れ様です」と挨拶しても無視され、みんな休憩室を出て行き私ひとりになる、というのが定番になっていきました。

 

その後結局私はめまいがひどくなり仕事を続けられる状態ではなくなったので、退職することにしました。そのことを告げると上司は電話でさらに上の人に判断を仰ぎ、その場で即OK。

 

特に私の体を気遣うような言葉もなかったので、恐らくさっさと辞めて欲しかったんでしょう。一応同僚にも挨拶しましたが、冷たい目でチラと見られただけ。正直もっと早く辞めた方が良かったのかなと思いました。

あの頃を今振り返ってみると……

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ここまで私が100円ショップで働いているときに、職場の上司や同僚にメニエール病について話をしたときの反応、その後の態度などについてご紹介しました。

 

この記事は当時を思い出しできるだけ正直に書いたので、ほとんど愚痴のような内容になってしまい、読んでいて不快に思った人もいるかもしれません。

 

実際あの頃を今振り返ってみると、私は悲劇のヒロイン気取りだったのかな、と恥ずかしくなることがあります。

 

メニエール病だとわかっていなかった100円ショップの頃は「原因不明のめまいでツラいのは私なのに!」と、上司や同僚に理解してもらえないことを不満に思っていましたし。

 

とはいえそんな不満を口に出したことはありません。口ではいつも「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と言っていました。でも結局「悲劇のヒロイン気取り」が、自分ではそのつもりがなくても態度に表れていたのかなと思います。

 

若かったこともあり「私がこんなに一生懸命説明しているのに理解してくれない」、「大丈夫?などの言葉もない、なんて冷たい人達なんだ!」など、心で思っていたことが思いっきり顔に出ていたかもしれません。

 

そう思うと、あの頃の自分に「鏡を見ろ!」と言ってやりたくなります。

時給はみんな同じなのに

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ちなみに100円ショップの場合はみんな時給が同じで、同僚は私が休んだことで人数が減り仕事量が増えても時給は変わりませんでした。

 

さらに私は仕事中にめまいを起こして休憩室で休ませて貰ったり、1番忙しいレジから外して貰ったこともありましたが、それでも時給はみんな同じでした。

 

こんなの誰でも不満に思いますよね。メニエール病の場合、風邪などと違っていつまでその状態が続くかわからないんですから。

 

それなのにさらに「自分を気遣う言葉をくれない」と不満に思うなんて、私はどれだけ甘えていたんだと恥ずかしくなります。

まとめ

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今回は私が100円ショップで働いていたときに、職場の上司や同僚にメニエール病について話をしたときの反応、その後の態度などについてご紹介しました。

 

当時は病院で色々と検査を受けたものの病名がわからなかったこともあり、自分なりに懸命に説明したものの、上司や同僚の理解を得ることはできませんでした。

 

今振り返ってみると仕方ないと思うものの、上司や同僚の反応、態度は厳しいもので、当時の私はひどく傷ついたものです。とはいえ仕事なので、私の考え方が甘かったのも確かだと思います。

 

ただではどうすればよかったのか、と考えても未だに正解は思い浮かびません。結局のところ、どんなにあがいたとしても、当時は仕事を辞める以外に解決策はなかったのかなと思います。

 

この経験から私が言えることは、病気について、相手に100%理解して貰えると思わないことです。

 

当時の私はとにかく病気のことをわかって欲しい、という思いで必死になって上司や同僚に説明していました。まずこれが間違いだったと思います。上司や同僚は、家族や友人ではないんですから。

 

このことは古本屋や調剤薬局で、同じように上司や同僚に病気について説明したときにも思いました。もし続きが気になる方は、また古本屋の場合と調剤薬局の場合を書いていくので読んで頂ければと思います。

乳がんになった母③右胸の異常に気付いてから「乳がんです」と告げられるまで

※はじめに※

この記事を書いている私は医療関係者ではありませんし、乳がんについて専門的な知識もありません。

この記事はあくまで「乳がんになった母をもつ娘」として、毎回病院へ付き添って知ったこと、日々の母の様子を見て感じたことなどを書いています。

この記事を書こうと思ったのは、母が乳がんになったときに「○○の情報が欲しいのに、探してもない!」ともどかしい思いをしたからです。治療に役立つような専門的な情報はありませんが、私と同じような思いをしている方にわずかでもお役に立てれば幸いです。

 

今回は母の右胸の異常に気付き、近くのクリニックへ行っていくつかの検査を受け、先生から「乳がんです」と告げられるまでのことについてご紹介したいと思います。

 

どんな異常だったのか、そんな時は何科に行けばいいのか、どんなことを聞かれるのか、など当時の私が疑問に思ったこと、感じたこと、実際どうだったのかについて書いていますので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

 

もし細かい内容よりも、どんな日程でどんなことをするのかサラッと知りたい!という方は、↓こちらの記事をご覧ください。

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乳がん発覚のきっかけは?~「乳がんです」と告げられるまでの流れ~

まず「母がなぜ乳がんだとわかったか」についてですが、これはある日右胸の異常に気付き、乳がんかもしれないと思い近くのクリニックへ行ったから、です。

 

簡単に言うと

1月30日の夜、お風呂上りに母の右胸の異常を発見

2月3日の午前中に近くのクリニックを受診、検査を受ける

2月10日の午前中、先生から「乳がん」と告げられる

という流れでした。

 

ここからはもう少し詳しく、乳がんだとわかるまでの流れについて書いていきます。

始まりは1月30日、素人が見ても明らかに異常だった

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全ての始まりは1月30日の夜、母がお風呂から上がった時に自分の右胸の異常に気付いたことでした。

 

母の右胸の表面は、広範囲に赤くただれたような状態になっていて、素人の私でも明らかにおかしいとわかるレベルだったのです。私はすぐに乳がんを疑いました。

 

これは私に知識があったからではなく、胸の異常で思いつく病気といえば乳がんくらいしか知らなかったからです。なので乳がんかもしれないと思った時、何科を受診すればいいのかもわかりませんでした。

 

ただ今はネットで調べることができますから、その日のうちに「乳がん 何科」で検索し、「乳腺外科」と出てきたので近くの病院を検索、すると運よく自宅から徒歩30分程度の距離に「乳腺外科」を専門とするクリニックを発見しました。

 

そして次の日に母に説明、土日を挟んで2月3日の月曜日に母と2人でクリニックに行きました。

なぜ明らかに異常とわかる状態になるまで気づかなかったのか

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ここまで読んだ方は、「なぜそんな状態になるまで気づかなかったの?」と思ったかもしれません。実際何人かの先生に言われましたし、私ももっと早く気づいていればと後悔しました。

 

ただ気づかなかった理由自体は単純です。母本人も、娘である私も、母の胸を観察するという習慣がなかったから、なんです。

 

浴室には鏡がありましたが位置が低すぎて胸は映りませんし、逆に洗面所の鏡は高すぎて胸が映らないという状態でした。全身を映す鏡はあったものの、鏡の前で裸でポーズをとる、なんて習慣もなかったですし。

 

あとは特に大きな違和感もなければ、痛みも全くなかった、というのも大きな理由かもしれません。

 

異常に気付いた時ですら痛みは全くないと言っていましたし、違和感については本人いわく触ってみるとそういえばしこりみたいなものがある気がする、という程度。とはいえ私が触ってみると、硬くて動かない大きなしこりのようなものを感じました。

 

ただそんな状態になるまで気づくことができなかった最大の原因は、母は1度も乳がん検診を受けたことがなかったから、だと思っています。

 

「乳がん」と告げられてから、母は「まさか70代で乳がんになるとは思わなかった」と言っていました。実は私ももっと若い女性がかかる病気というイメージがあり、乳がん検診という文字を見ても母は対象外、と勝手に思い込んでいたのです。

 

実際はそんなことはなく、先生には「もっと高齢の患者さんもいる」と言われて驚きました。

根拠のない思い込みは危険ですね。「母は乳がんになるはずがない」なんて勝手に思い込まずに、定期的に乳がん検診を受けて貰うべきでした。

 

乳がん検診は一般的に40代から受けることが勧められているようですが、例えば近親者に乳がんになった方がいるなどの場合は、20代でも受けるべきだという意見もあるようです。

 

ちなみに私は30代後半になったところですが、先生からは娘の私も乳がん検診を受けるべきだと言われました。

 

この記事を読んで頂いている方の中で、もしまだ乳がん検診を受けたことがなく、年齢などが該当するという方は、1度検討してみることをおすすめします。

2月3日に母と2人でクリニックへ

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2月3日の月曜日の午前中、母と2人でクリニックへ行きました。

 

到着するとまず受付をして、問診票の記入をします。ちなみに問診票は、受診した理由や病歴、服用している薬などを書くようになっていました。

書き終わって受付に渡すと、ソファに座って呼ばれるのを待ちます。

 

最初に行った検査は、マンモグラフィでした。これはクリニックの奥にある扉の向こうで行い、付き添いの私は入れません。母は耳が悪いので、そのことだけ伝えて見送りました。ちなみに検査は女性の技師さんが行うようでした。

 

その後は診察室で、超音波検査(エコー)や触診が行われ、検査に出すために右胸に針を刺して細胞の採取もされました。これも私は待合で待つように言われました。ちなみにこれらの検査は男性の院長先生が、女性の看護師さんの補助を受け行っているようでした。

 

検査中、私は当然ですが何もできず、ソファでじっと待っているしかありません。「乳がんかもしれない」と不安でいっぱいだったので、待ち時間は異様に長く感じました。

 

そしてやっと診察室に呼ばれ、先生の説明や質問を受けました。質問は異常を発見した時のこと、それに持病や血縁者に乳がんの人がいるかなども聞かれたと思います。

 

そして説明はいくつか画像を見せながらというもので、しこりもはっきりと見ることができました。先生は穏やかに丁寧に説明してくれましたが、結論として言われたことが衝撃でした。

 

先に「乳がんの可能性は5段階で説明するんだけど」というような前置きがあり、母の場合は「5段階中の5、ほぼ100%乳がんです」と言われたのです。

いきなり「ほぼ100%乳がん」と言われ衝撃を受ける

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「乳がんかもしれない」と思ってクリニックに行ったものの、まさかその日にいきなり「ほぼ100%乳がん」と言われるとは予想もしていませんでした。

 

母の右胸は素人の私が見ても異常な状態でしたが、やっぱり「乳がんじゃなければいい」という思いがありましたし。

 

なので言われた瞬間ガツン!と頭を殴られたような衝撃を受けました。希望が打ち砕かれたというか、とにかくものすごくショックでした。付き添いの私がそうなのですから、当事者である母はもっとショックだったに違いありません。

 

実際母は言われた瞬間の反応がなく、遅れて「え?」という感じでした。きっと頭の中が真っ白になって、反応が遅れたんだと思います。その後も少し放心状態でしたし。

 

ちなみに乳がんとはっきり確定するには、まだ今日採取した細胞を検査に出して、その結果が出てからということでした。でも専門の先生が「ほぼ100%乳がん」と言い切った訳ですから、「もしかしたら違うかもしれない」なんて楽観的には考えられなかったです。

 

検査結果は1週間後と言われ、母は当然ですが私も呆然という感じで帰宅しました。

2月10日に「乳がんです」と告げられる

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1週間後の2月10日の午前中に、クリニックから「検査結果が出ました」と連絡を受け、タクシーを飛ばしてクリニックに行きました。

 

ちなみに検査結果が出るまでの1週間は、母の糖尿病を診て貰うために総合病院へ行ったり、耳鼻咽喉科に行ったりとわりと忙しく過ごしました。検査結果が出たらきっと忙しくなると思ったので、結果が出るまでの1週間の間にできるだけ用事を済ませておこうと思ったのです。

 

とはいえその期間はあっという間に過ぎた訳ではなく、ふとした時に「これからどうなるんだろう」と考えてしまい、不安でいっぱいの1週間でした。

 

そして2月10日、わりと早く診察室に呼ばれ「検査の結果、乳がん確定です」と告げられました。

 

先週に「ほぼ100%乳がん」と言われているので、当然覚悟していたものの、やはりショックなことに変わりはなく。告げられた瞬間から、周りの風景がゆがんでいるように見えました。先生の声も1枚壁を隔てて聞こえるというか、声が遠くなった感じで。

 

でも母が放心状態なのと、耳が聞こえにくいということもあり、「先生の説明を私が聞き漏らす訳にはいかない!」と必死でメモをとりながら聞きました。

まとめ

今回は母の右胸の異常に気付き、近くのクリニックへ行っていくつかの検査を受け、先生から「乳がんです」と告げられるまでのことについてご紹介しました。

 

もちろんこれはあくまで母の場合で、誰もが同じ流れで同じ検査をする訳ではないでしょうが、一例として参考になればと思います。

 

ちなみに検査について女性の技師さんや男性の院長先生という情報を入れたのも、やはり胸を露出する必要があるという点で気になる方が多いかなと思ったためです。

 

ただこれも病院によって違うはずですので、もし気になる方は病院に問い合わせてみる、というのもひとつの方法かなと思います。